弘前公園(弘前市下白銀町)の紅葉が現在、見頃を迎えている。
広さ約50万平方メートルの敷地に、カエデやイチョウ、サクラなどが色づき、城門や櫓(やぐら)などの歴史的建造物と一緒に見られる同園。ライトアップで紅葉が堀の水面に映り込む「逆さ紅葉」が公園内で見られる。
弘前城菊と紅葉まつり運用委員会によると、ライトアップは「弘前城菊と紅葉まつり」期間中の実施を予定していたが、紅葉の見頃が続くことから紅葉まつり閉幕後も継続し、11月17日まで延長する。
ライトアップ期間延長に当たり、ねぷた絵を使った灯篭(とうろう)「錦の灯(あか)り」の設置も延長期間に合わせて継続するが、追手門前のライトアップは終了した。
弘前市の11月8日の週間発表では、市内最大樹齢イチョウ「根上がりイチョウ」の黄葉が見頃を迎え、園内全域でカエデやサクラが見頃となっている。
紅葉のライトアップを学校帰りに撮影していた地元高校生は「昼に見る紅葉とは違い、ライトアップでこんなきれいになることを初めて知った。明日も下校途中に寄ってみたい」と話していた。
点灯時間は16時~21時。