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弘前でリンゴの出荷最盛期-リンゴ競り、10万箱以上取引の日も

並べられたリンゴの箱がアートのようだと話題となっている

並べられたリンゴの箱がアートのようだと話題となっている

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 弘果弘前中央青果株式会社(弘前市末広)で現在、リンゴの出荷が最盛期を迎えている。

敷地内にずらっと並べられたリンゴの木箱

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 国内1位のリンゴの生産量を誇る青森県では、全国の半数以上のリンゴが収穫される。同社の市場は同県でも最大級の出荷量を誇り、県内の約3分の1のリンゴが集まる。1箱に60~70個のリンゴが詰まった木箱(約20kg)が、ピーク時には1日10万箱以上も取引される。今年は、10月31日の12万8000箱が現在のところ、最大の入荷数量となっており、並べられたリンゴの木箱がアートのようだと地元では話題になっている。

 競りは毎日7時30分から始まり、昼ごろまで続くという。競り落とされたリンゴはパレット(木箱が最大18箱乗る)ごとに運ばれ、トラックなどで全国各地の消費者に届けられる。近年は台湾や香港といった海外への出荷が増えてきており、同市場への視察客も増えてきている。同社の西澤真由美さんは、「リンゴのPRサイトでは英語だけでなく、中国語といった多言語化にも対応している」と話す。

 リンゴの競りは11月上旬に最盛期を迎え、4月中旬まで続く。

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