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築60年超の空き家がまるで新築に!性能も見た目も一新するリノベーションの可能性

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提供:株式会社あさひほうむ 制作:弘前経済新聞

新築住宅の価格が高騰している今、マイホームを考えるとき、「新築だけが選択肢」という時代は終わりつつあります。弘前でも「中古住宅をリノベーションして住む」というスタイルが身近になり、理想の住まいを手に入れる手段として、リノベーションを選択する方が増えています。

一方で、働き世代にとっては、高齢の親族が住む家の状況も悩みの種です。「冬は寒く夏は暑い…」「段差が多くて転んだら危ない」「数十年前の家だから、大地震が起きたら倒壊してしまうのでは…」。そんな心配を抱える方は少なくないでしょう。

既存住宅の老朽箇所を修繕するリフォームだけでは、耐震性や断熱性といった住宅性能の向上には限界があります。かといって、十分な性能を求めて新築するとなると予算が折り合わない…。そんなジレンマを解決する選択肢が「リノベーションで住まいを新築同様に生まれ変わらせる」という道です。

築60年超の空き家が大変身!新築そっくりリノベ

物件データ

築60年超の空き家に耐震性・快適性能を持たせたリノベーション

  • 構造/築年:木造二階建て/築年不明(1960年以前)
  • 延床面積:74.52平方メートル→83.63平方メートル(一部増築)
  • 間取変更:3DK→3LDK
  • 工期:2.5カ月

きっかけは突然の入院。懐かしの空き家を安心できる住まいに

Yさんは息子さん2人と3人暮らし。築年数を経た古い住宅で生活していましたが、体調を崩して入院されたことを機に、本格的に住まいのあり方を考え始めました。そこでYさんが頼ったのが、親族で仕事柄、新築住宅の見聞が多い駒井さんでした。駒井さんもYさんの今後の住まいを案じており、お体の不自由なYさんに代わって、住まいのリフォームを検討することになりました。

Yさんの以前のお住まいは増築を重ねたため段差が多く、Yさんが転倒してけがをしたことも。水回りも、足腰の弱ってきたYさんには使いづらいものでした。新築は予算的に厳しく、改築をこれ以上重ねるのも得策ではない…。そこで駒井さんが目を付けたのが、同じ敷地内にあった空き家です。そこは、かつて駒井さんの曽祖父母も暮らした住まい。そんな所縁のある家を、安全で快適な住まいにリノベーションするプランが浮かび上がりました。

工費がコンパクトに、補助金も活用

新築の場合は一旦、既存の建物を壊して更地にする必要があります。ただでさえ住宅価格が高騰している中、上乗せされる解体費用は無視できない額の出費。その点、リノベーションなら解体を必要な部分だけに抑えられます。さらに、リノベーションは活用できる補助金が新築よりも年々手厚くなっています。国や自治体による省エネ化や断熱耐震工事への補助制度を、賢く使えばコストメリットを最大限に活かせます。

今回の事例では、国の「子育てグリーン住宅」「先進的窓リノベ」、平川市の「木造住宅耐震リフォーム促進支援事業」(各名称は当時)を活用し、総工費のおよそ10%を補助金で賄うことができました。特に、平川市の耐震補助金は、旧耐震基準(1981年以前)の住宅に対する建て替えや改修工事が対象ですが、改修工事への活用例は青森県内では今回が数年振りと、極めて稀なもの。リノベーションを考えるなら、こうした制度を熟知した信頼できる工務店と、活用できる補助金を洗い出すことが重要です。新築を諦めていたYさんですが、なんとか予算内で計画を進めることができました。

住宅の検査に用いる機器類

「倒壊危険レベル」の耐震性不足が発覚!

築60年以上が経過し、長年物置となっていた空き家。耐震補強補助金の申請に必要な耐震診断を受けたところ、想像以上の脆弱さが判明しました。

現行の耐震基準では、建築基準法レベルで最低限の耐震性能を満たす水準が耐震等級1とされ、これを上部構造評点という指標に換算すると「1.0」となります(上部構造とは「基礎の上部」、つまり建物本体を指します)。それに対し、この家の評点はわずか「0.17」。「倒壊する可能性が高い」とされる「0.7未満」を大きく下回る、危険な状態と評価されたのです。

自治体の耐震改修補助制度では、「診断→計画→工事完了」の各段階で数値を記した書類提出と行政のチェックが入ります。制度を利用したことが、駒井さんにとっては補助金の恩恵だけでなく、工事への安心感が確かなものとなる結果に。実際の工事では、補助対象となる上部構造評点1.0以上への改修に加え、基礎補強も実施。Yさんのご家族も「より安心して暮らせる住まいになった」とご満悦でした。

骨組みだけを残して解体した空き家

“想定外”を乗り越える、工務店の対応力がカギ

当初は外壁を残す予定も、想定以上の腐食が見つかり、全面張り替えへ方針転換した今回の工事。中古住宅のリノベーションでは、こうした施工途中に問題が浮上することが少なくありません。工期と工費が決まっている以上、現場では速やかな決断と的確な対応が問われます。

駒井さんがパートナーに選んだ「あさひほうむ」では、一級建築士事務所として耐震診断から着手していたため、この予定外の工事もその予備費で柔軟に対応し、追加請求はゼロ。後から発覚する問題に対応する工事費用を、取り決めがない限りお客様へ請求しないのが同社の方針とのことでした。

さらに、年度予算に紐づく補助金を最大限活用できるスケジュールの計画や、住む方のご要望をもとにした生活しやすい間取りも提案。駒井さんは「応対がスピーディーで、こちらの要望をくみ取ってくれました」と当時を振り返ります。

建物の骨組みを補強し、断熱材も隙間なく施工

居間に別室の台所を集約してLDK化

2階部分は増築して部屋ごとの収納スペースを充実させた

「ずっとこの家にいたい」。性能も見た目も生まれ変わった住まい

こうして見事に生まれ変わったYさんの住まい。家の骨組みだけ残して刷新するスケルトンリノベーションの結果、新築同様の見栄えになりました。見た目だけでなく、耐震性や断熱・気密性といった住宅性能も新築並みに向上。Yさんも本格的な引っ越しを待たずに新居に寝具を持ち込み寝泊まりするほどで、「ずっとこの家にいたい!」と大変気に入られているそうです。

今回の事例は、築年数が経過した家でも、適切なリノベーションと信頼できるパートナーとの出会いによって、新築同様の安全性と快適性を備えた住まいに一新できる可能性を示すものでした。弘前エリアでご実家や空き家のことでお悩みなら、まずは「あさひほうむ」に相談してみてはいかがでしょうか。諦めかけていた住まいに、新たな価値と希望が見出せるかもしれません。

問い合わせ先

株式会社あさひほうむ
https://asahihome.jp/

TEL 0172-29-3700
弘前市大字早稲田2丁目2-5

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