リリース発行企業:株式会社目黒雅叙園
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京(所在地:東京都目黒区 / 総支配人:森木 岳明)は、2025年9月23日(火・祝)までの期間、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、企画展「和のあかり×百段階段2025 ~百鬼繚乱~」を開催中です。
絢爛豪華な漁樵の間に配された、日本3大怨霊の1人とされる菅原道真をイメージした作品 / 北村 春一(青森ねぶた ねぶた師)
■「和のあかり×百段階段2025 ~百鬼繚乱~」開催概要
【期間】2025年7月4日(金)~9月23日(火・祝)※会期中無休
【時間】11:00~18:00(最終入館 17:30)
※8月16日(土)は17:00まで(最終入館 16:30)
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【料金】[当日券]一般 ¥1,800 / 大学・高校生 ¥1,200 / 小・中学生 ¥1,000(すべて税込)
※未就学児無料、学生は要学生証呈示
【販売】ホテル雅叙園東京 / 公式オンラインチケット
【主催】ホテル雅叙園東京
【お問合せ】Tel. 03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
【URL】www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2025
詳細を見る
https://www.youtube.com/watch?v=2VB_zVB-_cc
■歩みを進めるごとに展開する物語
類稀な彩りに満ちた唯一無二の文化財「百段階段」。エントランスと99段の階段廊下が繋ぐ7つの部屋には、鬼の世界に誘うように幻想的で繊細な「希莉光あかり」や、かんざし作家 榮 -SAKAE-氏による「青彼岸花」、そして全長約4.6mを誇る大迫力の「青森ねぶた」など、38名のアーティストの感性が共演。歩を重ねるたびに没入感溢れる「百鬼繚乱」の世界が展開していきます。
<エントランス「里のあかり」>
谷 俊幸(照明作家)
倉敷光作所(希莉光あかり)
物語は螺鈿が施されたエレベーターを降りたエントランスから始まります。月あかりにススキが幻想的に照らされる中、温かみのあるあかりが空間を彩ります。そして平穏な景色からかすかに、胸のざわめきを覚えます。
<十畝の間「異なる者」>
十畝の間 全景
かものはし(特殊造形)
古来より多くの人たちとは異なる者を「鬼」と称してきました。十畝の間に広がるのは、日常の世界から迷い込んだ、鬼の世界です。妖美なステンドグラスのあかりが灯るレトロな空間に溶け込み、狐、羊、猪など、人の容姿と異なる鬼とのひとときをお愉しみください。
<漁樵の間「魂の声(菅原道真)」>
北村 春一(青森ねぶた ねぶた師)
多彩な才能を持ちながら、無実の罪をきせられ左遷、その後失意のうちに非業の死を遂げた、菅原道真。恨み、憎しみが爆発し、雷神と化した、その魂が表現されています。東京都の文化財「百段階段」を舞台に、国の重要無形民俗文化財である青森ねぶたが織りなす特別展示です。
<草丘の間「鬼の住処」>
榮 -SAKAE-(かんざし作家)
林 貴俊(石巻こけし)
迷宮のような鬼の住処の入口には、美しくも妖しい世界が広がります。時空が歪んだかのような神秘的な空間は、抜け出せないことはわかっているのについ歩みを進めさせ、観る者を物語のさらなる奥へと誘います。
<静水の間「百鬼夜行」>
高橋 協子(陶芸)
瀧下 和之(日本画家)
鬼をはじめとするもののけたちの日常を表現した空間です。多彩な技法により表現された、もののけのアートの共演をご覧いただけます。
<星光の間「酒呑童子」>
写真中央手前:米川 慶子(フラワーデザイナー) / 写真中央手前両側:絵付けこあん(和ろうそく)/ 写真後方(3点):高井 一平(枯吹盆栽作家)
鬼の聖地-大江山に住まう帝王「酒呑童子」。優雅で荘厳な雰囲気に満ちた城に漂う、圧倒と絶望を、極彩色のアートが際立たせます。
<清方の間「桃源郷」>
だるま商店(京都絵描きユニット)
キタガワアキコ(ガラス造形作家)
鬼が去り、まさに桃源郷のような都を表現した展示です。雅やかで淡い色彩のアートにより、桃と梅と桜が一斉に咲いたような、希望と喜びに満ちた景色が広がります。
<頂上の間「現世の平穏」>
柳井金魚ちょうちん祭り(山口・柳井)
DI Palette(紙にしきごい)
階段廊下の最後の部屋 頂上の間では、鬼との長い闘いが終わった日常を表現。窓越しの緑が美しい空間に、金魚やにしきごいが泳ぎます。
■オンライン限定入場券 ※数量限定のため完売次第終了・すべて税込
1.グッズ付入場券 「日本の鬼図鑑」付 ¥3,600
2.優先入場券 【曜日】火・木・土【時間】10:30入場 【定員】各日30名様 ※一部除外日有 ¥2,200
3.日時指定スペシャル入場券 【時間】18:00~19:00【定員】各日20名様 ※一部除外日有 ¥3,200
4.ペア・トリオ・カルテット入場券
ペア(2名様) ¥3,200 / トリオ(3名様) ¥4,650 / カルテット(4名様) ¥6,000
■鬼特典
鬼モチーフのものをお持ちになりご来場された方に、ポストカードをプレゼントいたします。
※受付で「鬼特典」をご利用の旨お申し出ください。
※モバイルなどでの画像の表示は適用外となります。
※数量限定(なくなり次第終了)
■出展者一覧
安宅漆工店(漆) / 網野 篤子(ガラス作家) / いろした工房(ガラスランプ) / 絵付けこあん(和ろうそく) / 岡半(ゆらぎ盆栽) / かざり工芸三浦(錺かんざし) / 柏木美術鋳物研究所(小田原風鈴) / 金谷 美帆(ビーズアーティスト) / かものはし(特殊造形) / キタガワアキコ(ガラス造形作家) / 北村 春一(青森ねぶた ねぶた師) / 倉敷光作所(希莉光あかり) / ゲンマ(照明作家) / ごまん(ワイヤーアート) / 榮 -SAKAE-(かんざし作家) / 佐藤 祥太(あかり美術家) / さぶさちえ(切り絵絵本作家) / 紗?轆愛裡紗(抽象画作家) / ステンドグラス工房かわもと(ステンドグラス) / 清峰堂(九谷和グラス) / 高井 一平(枯吹盆栽作家) / 高橋 協子(陶芸) / 高山 しげこ(漉き紙の灯り) / 瀧下 和之(日本画家) / 谷 俊幸(照明作家) / タツミ(淡路瓦) / だるま商店(京都絵描きユニット) / DI Palette(紙にしきごい) / 栃木ダボ製作所(日本の神々のお面) / 白亜器(陶作家) / 林 貴俊(石巻こけし) / 廣田硝子(ガラス・江戸切子) / 村田民芸(郷土玩具) / MONOR(工芸作家・メタルアート) / 柳井金魚ちょうちん祭り(山口・柳井) / 米川 慶子(フラワーデザイナー) / ヨダタケシ(音楽) / 和のこと遊び(つまみ細工)
■夏の風物詩「和のあかり×百段階段」
2015年夏、「和のイルミネーション」をテーマに掲げた第1回目「和のあかり×百段階段」を開催。その後も「祭り」「色彩」「おとぎばなし」など、新たな視点で企画を実施し、日本の美しさと日本の伝統を発信し続けてきました。第9回目となった2024年には累計来場者数58万人を突破した大人気の企画展です。
■東京都指定有形文化財「百段階段」
1935(昭和10)年に建てられた、ホテル雅叙園東京で現存する唯一の木造建築で、斜面に沿って建築された7部屋を、99 段の長い階段廊下が繋いでいます。それぞれの部屋は、担当した画家や建具師、塗師など熟練の職人達が技術の粋を集めて装飾しており、江戸時代から伝わる伝統的な美意識と昭和初期のモダニズムが息づいています。2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。
■連動企画のご案内
<浴衣プラン>
お持ち帰りいただける浴衣一式と企画展優待券がセットになった夏満喫プランです。
浴衣プラン ※イメージ
【期間】2025年7月4日(金)~8月31日(日)
【料金】¥18,000~(税サ込)
【内容】お食事(ランチ・アフタヌーンティー・ディナーよりお選びいただけます) / 浴衣一式(浴衣、半幅帯、下駄、カゴバッグもしくは巾着バッグ、帯板、伊達締め、腰紐2本 ※女性用の場合)/ 着付 / オリジナル団扇 / 企画展50%割引優待券
※浴衣は女性用約250種類、男性用約100種類。帯、下駄、バッグもさまざまな色柄を取り揃えております。
【URL】www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/52142
※最新情報はホテル公式サイトをご覧ください。
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570(レストラン総合案内 10:00~19:00)
詳細を見る
<ランチセット>
本企画展と館内レストランでのランチをセットでお愉しみいただけます。
日本料理「渡風亭」お料理 ※イメージ
【期間】2025年7月4日(金)~8月31日(日)
【店舗】中国料理「旬遊紀」/ 日本料理「渡風亭」/ RISTORANTE“CANOVIANO” / New American Grill “KANADE TERRACE” / CANOVIANO CAFE
【料金】¥4,500~(税サ込)
【URL】www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/105520
※最新情報はホテル公式サイトをご覧ください。
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570(レストラン総合案内 10:00~19:00)
詳細を見る
<館内装飾>
大門池の期間限定装飾 ※イメージ
涼をテーマにした装飾を期間限定で館内に設置しています。開かれた和傘を一輪の花に見立てて、大門池の水辺に咲かせました。やわらかな灯りとともに広がるのは、日本ならではの「見立て」の美。傍を通るたびに藤づるに添えられた小田原風鈴の澄んだ高音が、より夏らしさを盛り立てます。
【期間】2025年7月1日(火)~8月31日(日)
ホテル雅叙園東京
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80 平方メートル 以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財「百段階段」を有しています。
※2025年10月1日より一時休館
URL: www.hotelgajoen-tokyo.com/
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Instagram: www.instagram.com/hotelgajoentokyo/