プレスリリース

むつ湾のホタテについて学んだ子供たちが学びの成果として制作したチョーク「オリジナルダストレスチョーク」の寄贈式を行います。

リリース発行企業:海と日本プロジェクト広報事務局

情報提供:

一般社団法人海と日本プロジェクトin青森県は、12月26日(木)に、県内の小学生を対象に開催した体験学習イベント「あおもりむつ湾ホタテ調査団」で児童たちが制作した「オリジナルダストレスチョーク」の寄贈式を行います。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

HP:https://aomori.uminohi.jp/
Twitter:https://x.com/umi_aomori(@umi_aomori)



青森県を代表する特産品であるホタテは、生育の条件が整っている陸奥湾で養殖業が盛んに行われていて、北海道に次ぐ生産量を誇っており養殖では日本一の生産地です(※1)。しかし、近年の気候変動の影響により、陸奥湾の海水温が上昇し、2023年には多くのホタテの稚貝が死んでしまいました。また、残渣(養殖かごに付着している貝類など)の処理は焼却処分が追いつかず、放置されたまま悪臭や環境破壊などの問題を及ぼしている現状が、長年地域の漁業者を悩ます課題となっております。

そこで2024年夏、県内に住む小学5年生・6年生を対象に「むつ湾のホタテを学ぶ」体験学習イベント「あおもりむつ湾ホタテ調査団」を開催しました。陸奥湾の「ホタテ」について調べ、「高水温」と「残渣」の2つの課題をテーマとして、「解決しなければならない課題」を知ってもらい、地域の宝であるホタテの養殖や生育環境などについて自分事として認識してもらう機会となりました。
学習のまとめとしてイベントで子供たちが学んだことを表現するために、ホタテで作ったチョーク「ダストレスチョーク」の箱に子供たちの思いをのせた絵を描き「オリジナルダストレスチョーク」を制作しました。

寄贈式では、一般社団法人海と日本プロジェクトin青森県 今井正樹事務局長から青森県教育委員会風張知子教育長にオリジナルパッケージ・ダストレスチョークの目録を寄贈いたします。
当日は事業に参加した子供たち5名が参加します。
※1 農林水産省「漁業・養殖業生産統計」から算出

<イベント概要>


<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin青森県
URL:https://aomori.uminohi.jp/
活動内容:県内企業・団体への「海と日本プロジェクトin青森県」への参加要請、応援動画の制作・放送やホームページの制作、青森県の特色を活かしたイベントの開催など






日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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