青森・西目屋で4年ぶりに氷結した乳穂ヶ滝(におがたき)が現在、見物客で連日にぎわいを見せている。
厳冬時期になると氷結する乳穂ヶ滝は、高さ33メートルの直瀑(ちょくばく)型。今年は2月21日に氷結し、現在は直径約1メートルの氷柱となった。
西目屋村産業課によると、4年ぶりの氷結とあり、昼夜問わず連日見物客が訪れているという。ライトアップを見るために弘前市内から訪れた20代女性は「近くに住んでいるのに初めて見た。4年ぶりということで来てみたが、写真で見るより迫力があって驚いた」と笑顔を見せる。
同課の担当者は「記録では4年前の氷結では1日で崩れてしまった。今年のように長期間にわたって氷結しているのは近年あまり例がなく、多くの人に見てほしい」と呼び掛ける。ライトアップは今月28日まで延期したが、さらに氷柱崩落まで続ける。
ライトアップ点灯時間は16時30分~22時。