弘前駅前近くにあるライブハウス・パブ「Robbin's Nest(ロビンズネスト)」(弘前市大町)で1月5日、ライブイベント「cave」が行われた。
同イベントは「東京以外の音好きにエネルギーを届けたい」との思いから大竹重寿さん、eijiさん、IZPONさん、椎名純平さんで活動するセッションバンド「under the dogs」の東北ツアーの一環。地元で活動するDJ3組もイベントに参加した。
主催者の水木大蔵さんは「秋田のイベントに参加した際、椎名さんとつながりができたのがきっかけ。弘前を訪れるのは初めてと聞き、地元で活動するDJらに声を掛け、地方の音楽も同じ空間で発信したかった。なにより自分自身が楽しめるパーティーにしたかった」と話す。
同日はDJ「just like a boys」「KOICHI NAKAMURA」のパフォーマンス後、「under the dogs」が登場。「夜間飛行」「kiss and say goodbye」といったオリジナル曲やカバー曲を歌い上げ、会場を盛り上げた。
椎名さんは、「青森は震災の年に八戸でライブを行って以来、2回目。往年のカバー曲を歌っても会場が一緒に歌ってくれるような音楽を楽しむ土壌が弘前にはあるのでは」と話す。ライブ中では「また来ていいですか?」という問いかけに「いいとも!」といったコールアンドレスポンスや、「アンコール」ではなく「ハイボール」とコールし、会場全体が笑いに包まれる場面もあった。