弘前で「インスタ映え」意識したカフェ&ダイニングバー 雪国で常夏を演出

カリフォルニアをイメージしたという「ラ・フール」店内

カリフォルニアをイメージしたという「ラ・フール」店内

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 弘前公園近くに12月10日、カフェ&ダイニングバー「La☆Fuul(ラ・フール)」(弘前市百石町、TEL 0172-55-5587)がオープンした。

とろたまオムライス。器にもこだわりを見せる

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 「365日が夏」をテーマにした同店。雪国・青森生まれで「雪が苦手」という吉田浩二さんが、まだ行ったことがない米カリフォルニアをイメージしたという店内は、ヤシの木と海岸で集めたビーチグラスや流木などを置き、「インスタ映え」を意識したこだわりを見せる。黒板素材の壁面は将来的に自由に書き込めるような場にしていくという。

 器にもこだわった。「同じ器で料理を提供するのは、作る側も食べる側もおもしろみに欠ける。同じ料理でも器を変えて提供した方が楽しい」と吉田さん。「女子力は高いと言われる」と笑顔を見せる。

 店舗面積は28坪、席数は35席。ガラス張りの外観のため「足を止めて入店してくれたお客さまもいた」という。ガラスペイントやプロジェクターを使った投影は「頂いたアイデアを取り入れた。みんなの助けがなければ開業にはこぎ着けられなかった。今も未完成で、お客さまと楽しみながら一緒にお店を作っていきたい」と吉田さん。

 メニューは、とろたまオムライス(700円)、厚切り牛タン(1,200円)、シーザーサラダ(680円)、窯で焼き上げるピザ(1,050円~)のほか、カクテル(各450円)、ビール(生小=500、生大=550円)といったドリンクを用意。11時~14時のランチタイムでは日替わりのランチメニュー(890円)を提供する。料金に合わせた女子会や宴会プランなどにも対応する。

 吉田さんは「弘前は四季によって祭りやイベントがあるが、ここだけはいつも夏を目指す。弘前公園に近いこともあるので、今後は地元民だけでなく観光客にもアピールしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~15時、17時~23時。

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