弘前の百貨店「中三(なかさん)弘前店」(弘前市土手町)1階スパイラルに10月12日、VR(仮想現実)アトラクションコーナーが期間限定で設置された。
今年9月に開催された「東京ゲームショー2017」で、5時間待ちの行列ができるほどの話題を集めた3台の筐体(きょうたい)を設置する。それぞれ専用のゴーグルを装着し、VRの世界を体験できる。東北地方での設置は初。
バイクライド型のVRレーシングゲーム「PHOTON BIKE」はバイクのような筐体にまたがり、ゲームと連動して筐体自体が動くというもの。VR筐体を提供したJPPVRの澁木太一さんは「東京ゲームショー開催中にはリピーターがいたほか、コスプレーヤーの撮影にも使われた」と話す。
ほか2台は、3メートル四方の空間を使い、プレーヤーが自由に動きまわりながらゾンビに占拠された仮想世界を生き残る「FREE STYLE」と、3次元世界で音楽ゲームを体感できる「MUSICALIZ」となる。
中三の秋元直子さんは「実際に体験してみたが、その世界に入り込んだような没入感に感動を覚えた。ゲームをやらない人にも体験してほしい。期間中はコスプレーヤーの来店もお待ちしている」と笑顔を見せる。
プレイ料金は各500円。対象年齢は13歳以上。今月17日まで。