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弘前城ミス桜コンテスト グランプリは「ミス弘大」優勝者

表彰式で賞状を受け取るグランプリの八島愛美さん

表彰式で賞状を受け取るグランプリの八島愛美さん

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 弘前文化センター(弘前市下白銀町)で4月9日、「第33回弘前城ミス桜コンテスト」の決勝審査が行われた。

弘前城ミス桜グランプリとなった八島愛美さん

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 「弘前さくらまつり」「弘前ねぷたまつり」などの4大祭りを中心に、1年間県内外で弘前市のPR活動を行う「ミス桜」を選ぶ同コンテスト。審査委員長である葛西憲之市長のほか5人が審査を行い、ミス桜グランプリ1人、ミス桜2人の計3人を決める。1次審査を通過した14人には各自1分間のPRタイムが与えられ、アパレルブランドを立ち上げる夢を語ったり、アメリカでの留学経験をアピールしたりする出場者がいた。

 ミス桜グランプリに選ばれたのは弘前出身の八島愛美さん。現在弘前大学4年生で昨年の「ミス弘大」でグランプリを受賞している。「県外の人から弘前を『ひろまえ』と言われたことが悲しかった。もっと弘前を知ってもらいたいと感じて応募した」と話す。グランプリの受賞について「まさか自分が選ばれると思っていなかったので驚いている。共に審査に参加した出場者の思いを背負い、3人で頑張っていきたい」と笑顔を見せる。

 ミス桜に選ばれた花田茉央さんは、弘前出身で現在、青森中央学院大学4年生。数年前に実姉が同コンテストに出場した経験があり、以前から興味があったという。「弘前公園内にある日本最古のソメイヨシノの前で家族写真を撮ることが毎年の恒例行事。思い出が詰まっている大好きな地元を、これから自分がPRしていけるのでうれしく感じている」と花田さん。

 2人目のミス桜に選ばれたのは黒石出身の宇野美穂さん。弘前中央高校を卒業後、県外へ就職し改めて弘前の魅力を再確認したという。「市長に向かってニッコリほほ笑んで」という審査員からのリクエストにも快く応じた。宇野さんは「弘前の魅力を知らない県外の人は多い。もっと知ってもらえる工夫を考えていきたい」と笑顔で語る。

 3人は、今月22日から始まる「弘前さくらまつり」の開会式が初仕事となる。八島さんは「1年間の活動のスタートとなるので、気を引き締めて臨みたい」と意気込みを見せる。

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