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青森の工藤パンが「土偶パン」 世界遺産登録応援企画

どぐうあんパン(上)と、どぐうパンケーキ(下)

どぐうあんパン(上)と、どぐうパンケーキ(下)

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 青森の製パン業者「工藤パン」(青森市)が3月20日、「どぐうパン」を県内の主要スーパー、コンビニなどで先行販売する。

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 三内丸山遺跡世界遺産登録応援企画として発売する同商品。「どぐうあんパン」「どぐうパンケーキ」の2種を用意し、それぞれ遮光器土偶と板状土偶をイメージしたパッケージとなる。

 工藤パンの平井一史さんによると、同企画は青森県庁内の世界文化遺産登録推進室からの依頼で実現したという。「青森は縄文遺跡が多くあるが関心が低いと聞き、訴求の手伝いができれば」と話す。

 パッケージデザインやコンセプトは、お菓子作り考古学者のヤミラさんが監修した。「どぐうあんパン」は縄文人にも食されたというくるみをこしあんの中に入れ、エゴマを表面にトッピングする。「どぐうパンケーキ」はココアクッキー入りのチョコクリームにホイップクリームをサンドし、地層をイメージさせた。

 平井さんは「商品開発の中で、『どぐう』と当社社名の『くどう』が似ていることに気付き、ダジャレのつもりで『くどパンのどぐパン』と商品には表記した」と笑顔を見せる。

 価格はどちらも130円。

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