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弘前にクラフトビール専門店「ギャレスのアジト」 元米軍兵が出店、醸造所も

ギャレス・バーンズさん(右から2番目)と店舗スタッフ

ギャレス・バーンズさん(右から2番目)と店舗スタッフ

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 弘前に11月22日、クラフトビール専門店「ギャレスのアジト」(弘前市松ケ枝)がオープンした。

1階にある醸造所。タンクなどは海外から取り寄せて、すべてギャレスさんが設置した

 1階に醸造所を併設する同店。店舗面積は約27坪、客席数は27席。店主のギャレス・バーンズさんは元米軍兵士。「日本の津軽でしか作れないアメリカビールを作りたい」と考え、2年以上前から準備を始め、ようやく開業にこぎ着けた。

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 ギャレスさんは米国フィラデルフィラ出身の32歳。米軍では爆弾処理班に所属し、2005年に青森・三沢基地に配属された。アフガニスタン遠征や政府要人の滞在先における危険物調査などの仕事を務め、2年後に退役。米国に帰国する前に日本を楽しもうと、城下町の弘前を選び、英会話スクールに勤務した。

 2011年には英会話教室「GAB English School」を開き、1年程度で帰国する予定だったというギャレスさん。「津軽三味線の勉強などに取り組むうちに青森が気に入ってしまい現在に至る。10年前は想像もつかなかった」と笑顔を見せる。

 現在醸造しているクラフトビールは「デビーズペールエール」(621円)、「あずましウィートエール」(594円)の2種類。そのほか、国内外から取り寄せたクラフトビールを用意する。フードメニューはソーセージの3種盛り(972円)、串焼き5点盛り(1,242円)、バッファローウィングチキン(702円)など。

 ギャレスさんは「ワインや日本酒だと料理や場面に合わせて選択肢があるが、日本はビールの種類が少ない。東北の青森からオリジナルのクラフトビールを発信していきたい」と話す。

 ギャレスさんが独学で建てたという醸造所は、海外から醸造タンクは取り寄せて設置した。「今後はクラフトビールの種類を増やしていきたい」と意欲を見せる。

 現在、東京、埼玉、宮城、秋田からもビールの注文があるという。「日本の場合、東京からの発信が多く、青森だと遅れることが多い。青森から発信して先にブームを作っていくようなことを仕掛けていきたい」とも。

 営業時間は17時~23時。火曜定休。

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