青森の道の駅なみおか「アップルヒル」(青森市浪岡)が11月26日・27日、弘前大学とコラボ開発した新商品「プレミアムコーンシェイク」を数量限定販売する。
同商品は、「新商品の開発による集客数の増加」を課題に与えられた「ビジネスシミュレーション実習」を受講した同大学の人文学部経済経営過程の学生6人が考案した。
6人は新商品開発のため「リンゴ鍋」や「たいやきアイス」といった30近いアイデアを出したが、食べやすく幅広い客層に対応できる商品として同シェイクを選んだ。学生メンバー代表の中尾陽太さんは「利用客250人から回収したアンケートを元に、青森県産の食材を使った商品で幅広い客層をターゲットにできる商品として選んだ」と明かす。
同商品は、ソフトクリームシェイクの上に青森のブランドとうもろこし「嶽(だけ)きみ」のペーストとミキサーにかけたスイートコーンを乗せ、かき混ぜながら食べる。「コーンのつぶつぶ感にこだわった」と中尾さん。仙台で話題となっていた「ずんだシェイク」を参考にしたという。
販売は2日間のみで、メンバー6人は同道の駅内のレストラン「あっぷるひる」で店頭販売を行う。中尾さんは「目標販売数を達成させて、来夏の商品化に弾みをつけたい」と意気込む。
販売時間は10時~16時(準備数なくなり次第終了)。価格は300円。