青森・田舎館村の「シン・ゴジラ」の田んぼアートが、映画を見たネットユーザーの間で話題になっている。
同村の田んぼアートは緻密に描かれる絵柄と立体的に見られるように計算して植えられていることが特徴で、今年はNHK大河ドラマ「真田丸」より石田三成と真田昌幸、東宝映画「シン・ゴジラ」がテーマとなった。
シン・ゴジラの田んぼアートは7月13日に「見頃宣言」が行われた。約1万平方メートルの水田の中央にシン・ゴジラの上半身を配置し、左下には国会議事堂、右半面にはロゴやビル群とシン・ゴジラの長い尻尾などが描かれている。
7月29日に公開された同作品は日本版ゴジラでは12年ぶりの新作で、首都圏を舞台に次々と街を破壊していく巨大不明生物「ゴジラ」に立ち向かう日本政府や自衛隊の姿を描く。
作品を見たネットユーザーから田んぼアートの背景部分に描かれた模様について、「もう『アレ』にしか見えない」「映画を見た後に眺めるとイロイロ楽しめます」(原文ママ)などの反応が見られ話題になっている。
同村企画観光課の浅利高年さんは「まだ映画を見ていないが、見た人にはわかる秘密があると知り非常に楽しみになった。映画を見た後にもぜひ、生の田んぼアートを見に来てほしい」と話す。