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弘前の古民家に骨董品&民芸品販売店 リンゴ畑の景色にほれて開業

梅田学さん

梅田学さん

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 弘前の古民家に6月1日、骨董(こっとう)品と民芸品販売店「遊~asobe~」(弘前市清水森、TEL 0172-89-3550)がオープンした。

店内には古民家らしい工夫がさまざま施されている

 1938(昭和13)年に建てられた古民家に、青森県内で活動する作家の作品や雑貨などを展示販売する同店。店長の梅田学さんは「ジャンルレスで来店していただいた人たちそれぞれが、何かに興味を持てるようなお店を目指した。いわゆるなんでも屋」と笑顔を見せる。

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 梅田さんは青森市出身で、八戸市で展開するセレクトショップ「Grupo Gig」で25年以上勤め、昨年7月に退社。自身で店舗を構えようと八戸で物件を探していたが、条件の合うテナントを見つけることができなかったという。

 梅田さんの叔母・佐藤久子さんが昨年11月ごろ、今まで物置として使っていた古民家を店舗にしてはどうかと提案したところ、「リンゴ畑と山々に囲まれた景色が気に入り」、出店を決めた。梅田さんは「過去に一度だけ来たことはあるが、まさかこの場所で店を出すことになるとは夢にも思っていなかった」と話す。

 取り扱う商品は、手作りにこだわり、インドの手紡ぎ手織り「カディ」のワンピースやストール、オリジナルTシャツのほか、佐藤さんが40年全国各地に足を運び、趣味で収集したという骨董品を販売する。草木染など天然染料だけを使った染めにこだわったみつる工芸(京都)のオーガニックTシャツは東北地方では初の常設展示販売という。

 店舗は10畳の部屋を3部屋使い、それぞれアパレルと骨董品、雑貨に分ける。押し入れを改修したフィッティングルームや縁側に作った入り口など、古民家を生かした店舗づくりになっているが、開店にあたり改修はほとんど行わなかったという。「築80年だが家の状態は良かった。使っている木材もヒバで昔の職人の気概を感じる」と話す。

 梅田さんは「ただ物を売るだけにお店にしたくはない。ワークショップを開いたり、ギャラリー展示を行ったりアイデアはたくさんある。郊外にあるため、わざわざお越しくださるお客さまにはコーヒーやお茶をお出ししている。気軽にお越しいただければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~18時。火曜・水曜定休。

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