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メロンよりも甘いトウモロコシ「嶽きみ」、弘前で栽培開始

テレビなどにも取り上げられ近年さらに注目度が上がっている「嶽きみ」

テレビなどにも取り上げられ近年さらに注目度が上がっている「嶽きみ」

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 青森県弘前市の嶽地区の特産であるトウモロコシ「嶽きみ」の栽培が5月上旬から6月下旬にかけて始まった。

岩木山を望みながらの農作業。畑の土起こしや種まきは大型の機械を使って行う

 嶽きみは糖度が18度以上にもなり、メロンよりも甘いといわれるトウモロコシ。栽培が行われている津軽地方ではトウモロコシを方言で「きみ」と呼び、嶽地区で育ったトウモロコシを意味する「嶽きみ」と親しまれている。

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 嶽地区は高原(標高450~600メートル)ということもあり、冬の積雪量は市街地よりも多い。家の1階ほどの高さまで雪で埋まりそうになる年もあるという豪雪地帯だ。昼夜の寒暖差が激しく、10℃以上の温度差にもなる。作物にとって厳しい環境で育てることが、平地で育てたトウモロコシとは比べ物にならないほどの甘さを生む。嶽きみの一粒一粒の実が締まり、プチプチとはじけるような食感も嶽地区の環境だからこその特徴となる。

 嶽きみの栽培期間はおよそ3カ月。毎年、残雪が消え始める5月の連休明けから土作りや種まきなどの作業が始まり、6月下旬まで作付けが行われる。出荷は8月中旬から9月下旬まで。早いものは「ねぶた祭」でにぎわう8月上旬から手に入ることもある。

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