弘前の音楽イベント「山ロック」今年も 過去最多13組が出演

今年の公式ポスター。「夕方まで山裾でロックを楽しむ」という意味を込めた配色

今年の公式ポスター。「夕方まで山裾でロックを楽しむ」という意味を込めた配色

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 岩木山観光協会駐車場(弘前市百沢)特設ステージで5月22日、音楽イベント「山ROCK」が開催される。

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 地元で活動するインディーズバンドや青森に縁があるアーティストが出演し、野外会場で音楽を楽しむ同イベント。2011年に始まり6回目の開催となる。毎年出演するロックバンド「creeps」のメンバーで今回から主催者の一人となった成田翔一さんは「『今年はいつやるんですか?』といった質問をもらうように地元に根付き始めている」と話す。

 今年は過去最多となる全13組が登場する。6年連続で出演している長野県出身のシンガー・ソングライターのタテタカコさんのほか、県内外で活動する同じくシンガー・ソングライターの小山内創祐さんや弘前大学ジャズ研究会に集ったメンバーで結成したバンド「Cissy Strut」、今年3月にファーストフルアルバム「君と見た世界」をリリースしたロックバンド「warugaki」、「the clash」のコピーバンド「弘前暴動」は初出演。「66Band」は同イベントの発起人で主催者の1人である齋藤浩さんが率いるオールディーズバンドとなる。

 当日はフードブースも出店。ANEKKO(宮地)は嶽きみのスイーツや焼き鳥を提供し、煮卵や田楽を提供する店もあるという。会場内にある岩木観光物産案内所では、カレーや丼物などの通常メニューを出すほか、「岩木山がスキナンダTシャツ」(2,700円)の2016年の新デザインを同日発表し、販売も行う。

 「野外イベントの最大の課題は天気だが、毎年晴れに恵まれている。今年も晴れるはず」と成田さんは笑う。

 開催は10時30分から。入場無料。

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