無料通話・メールアプリ「LINE」内で使えるスタンプに津軽弁が増えている。
「LINE」はLINE(東京都渋谷区)が提供するアプリ。同アプリ内でコミュニケーションの手段として使われるスタンプは、2014年4月からクリエイターズスタンプ制度を導入し、一般からの創作スタンプも受け付けるようになった。
現在、津軽弁のクリエイターズスタンプは42種類(編集部調べ)。「わいは(驚いた時の感嘆詞)」「どんだんず(どうなっているの?)」「じぇんこねえ(お金がない)」といった津軽弁があり、バリエーションは豊富。中には、「どんず(お尻)」や「ばふける(ぶらつく)」といった地元民でもめったに使わない津軽弁まである。
弘前市内に住む主婦・pocosiさんのスタンプ「津軽弁★ちゃかしのミツメりんご」は3月15日に販売が始まったばかり。販売には審査が必要となり、申請したのは昨年の11月中旬だったという。「標準語ではなかなか伝わらない複雑な津軽人の心境を、気軽にスタンプで伝えられれば」と話すpocosiさん。「津軽弁を知らない人にも興味を持ってもらえたらうれしい。スタンプとして使える津軽弁はまだたくさんあるので、第2弾にも挑戦したい」と笑顔を見せる。
価格は各100円。ただし、50コインに換金する必要がある。