
虹のマート(弘前市駅前)で「虹マショッピングバッグ」の販売が8月8日、レジカウンター横で始まった。
虹のマートは、生鮮食料品、総菜、パン、花などを販売する26店が並ぶ総合食品市場。近年はオリジナルのアクリルキーホルダーやTシャツなども販売し、若年層の集客に力を入れている。
「虹マショッピングバッグ」(100円)は台湾風にデザインした紙袋で、デザインしたのは20代のデザイナー・小山萌さん。販売は、ショッピングバッグ専用の自動販売機で行う。同販売機は昨年8月に閉店した「中三(なかさん)弘前店」で使われていた。
虹のマートを運営する「生き活き市場」社長の浜田大豊さんによると、同販売機は昨年5月、中三弘前店で行われたオークションで手に入れた物という。「何かに使おうと手に入れたものの、使う目的がなかったので1年間寝かせていた。いよいよ使わないと思い立ち、活用に踏み切った」と浜田さん。
台湾風のデザインにした理由について、浜田さんは「Z世代にはオシャレに見えるようで、20代の担当者に任せていた」と話す。公式SNSで発信したところ、「トートバッグもほしい」などの反応があった。
浜田さんは「お盆には帰省客が多く訪れる当市場。面白がってもらえるだけでうれしい」と話す。