
廃校を活用した多機能施設「TSURUTA LABO(ツルタラボ)」(鶴田町妙堂崎杉元)が現在、「ねぷた・ねぶた」シーズンのキャンプ利用者を募集している。
ツルタラボは水元中央小学校の校舎跡に2024年、オープンした貸しオフィスやコワーキングスペースを備える施設。企画した青森県鶴田町の地域おこし協力隊員・毛利精悟さんは「ねぷた・ねぶたの夏祭りシーズンに不足する宿泊施設の課題解決につながれば」と話す。
宿泊できる場所は学校のグラウンドで、各日30組。毛利さんによると、トイレや水回りは部活動をする子ども向けに作られていたため、キャンプ利用に転用しやすかったという。「鶴田町は津軽平野の中心にあり、夏祭りが開催されるそれぞれの街にアクセスが良い」と毛利さん。
宿泊可能期間は8月1日~11日。1泊1人=1,000円(未就学児無料)。つがる富士見荘(廻堰大沢)とゆったり温泉(木筒西柳川)のいずれかの入浴券を1泊につき1人1枚進呈する。テントの設営は可能。バーベキューも可能だが、じか火は禁止。花火、カラオケも禁止。ペット同伴は不可。ごみ処理料込み。期間中は毛利さんが管理人として滞在する。
毛利さんによると、申し込みは5月から受け付け、車中泊や連泊の予約があるという。毛利さんは「夏祭りだけでなく、夏の青森観光に利用していただければ」と話す。
申し込みはグーグルフォームで受け付ける。