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弘前にクレープ店「クルックー」 ポッポの元従業員が開業

クルックーのスタッフ

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 クレープ店「土手町のクレープ屋さん クルックー」(弘前市土手町)が2月22日、土手町の蓬莱広場隣にオープンする。

チョコスプレーバナナのクレープ

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 閉店したイトーヨーカドー弘前店の地下フードコートで営業していたクレープ店ポッポの元従業員・相馬洋子さんが立ち上げた同店。ポッポのクレープを再現して提供する。店名の「クルックー」は、旅立った「ポッポ」が「クルックー」と鳴きながら戻ってきた設定という。

 ポッポのクレープを30年以上作ってきた相馬さんは、閉店を機にクレープ作りをやめるつもりだったが、弘前出身の芸人・シソンヌのじろうさんから声をかけられ、独立して店を持つことにした。

 「じろうさんがポッポへクレープを買いに来ていたことには気付いていたが、客と店員の関係だけだった」と相馬さん。独立は「知り合いを通して出店の誘いを受けた。宝くじが当たったような気持ちだった」と話す。

 開業準備に当たっては、物件選びのほか店舗やロゴのデザインなどをじろうさんが提案した。相馬さんは「私にとって土手町はまちあるきを楽しむ『土手ブラ』で遊んだ場所。土手町で店を持つなど考えたことがなかった」と話す。「若い人に『土手ブラ』をクレープと一緒に楽しんでもらえるような店にしたい」とも。

 メニューはクレープのみ。チョコクリーム、ストロベリークリーム、キャラメルクリーム(以上、300円)やチョコスプレーバナナ(450円)など11種類を用意する。ポッポで提供してきたツナコーンは当面提供しない。

 営業時間は10時~17時30分(2月22日のみ16時30分)。木曜定休。

 オープンに合わせ、青森の伝統工芸品「下川原焼人形」の鳩笛のコラボで「クルックー」の文字を鳩笛とロゴデザインを担当した弘前在住のイラストレーター・町田ヒロチカさんがデザインしたTシャツを開発した。鳩笛は雑貨店「草邑(くさむら)」(土手町)のみで販売。Tシャツはクルックー公式stores限定で販売する。

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