「こどもマージャン体験会 in ヒロロ」が2月11日、複合商業施設「ヒロロ」(弘前市駅前町)3階にある「多世代交流室1」で開催される。
3歳~17歳を対象にした同イベント。最高位戦日本プロ麻雀(マージャン)協会に所属するプロ雀士で女性専用麻雀サロン「北紅(きたくれない)」(駅前2)を経営する遠山智子さんが企画した。遠山さんは「18歳未満の子どもは風俗営業法によりマージャン店への入店が禁止されている。子どもがマージャンを楽しむ環境が青森にはなかったため企画した」と話す。
遠山さんによると、マージャンは近年、スマートフォンで楽しめるアプリがあったり、コミュニケーション能力や学力の向上が期待できる頭脳ゲームとして評価されたりしているという。「関東圏には子どもが楽しめるマージャン店もある。青森でも環境を作り、子どもでも楽しめる選択肢として広めていきたい」と遠山さん。
会場にはマージャン卓を4台設置する。当日は、マージャン好きのリンゴ農家や、遠山さんが運営するマージャンサロンの生徒がボランティアで協力し、子どもたちにアドバイスも行う。
遠山さんは「イベントのアイデアは以前からあったが、開催にこぎ着けることができたのは多くの協力者のおかげ。多くの子どもたちにマージャンの魅力に触れてもらう環境を作り続けていきたい」と話す。
開催時間は13時~17時。参加無料。予約不要。