ナクア白神スキーリゾート(青森県鯵ヶ沢町)に競技用のハーフパイプが完成し、ボーダーたちの間で話題となっている。
ハーフパイプシェーバーグローバルカッター。ジョン・メルヴィルさん自身が改造して作った
ハーフパイプの全長は約125メートル、幅は約17メートル、高さは約6メートルで、傾斜は16度。五輪のハーフパイプでテクニカルアドバイザーを務めたジョン・メルヴィルさんが監修し、「ハーフパイプシェーバーグローバルカッター」と呼ばれる専用の重機を海外から運び込み、建造した。
2月14日には完成を祝うイベントが開催され、バンクーバー五輪日本代表の佐藤秀平さんや工藤洸平さん、全日本選手権優勝などの経験を持つ村上大輔さんらがゲストライダーとして滑走し、パフォーマンスを披露。工藤さんは「青森にこの規模のハーフパイプができたことがすごい。間違いなく日本でも最大級」と興奮を隠し切れない様子だった。
3月15日までの土曜・日曜のみの営業。利用時間は整備終了後から土曜=15時、日曜=16時まで。利用は無料だが、リフト券の購入が必要。天候や整備などの状況により営業時間を変更する場合もあり。