コメディー演劇「湯の町カムバック」が10月12日・13日、「大鰐町地域交流センター鰐come(ワニカム)」(南津軽郡大鰐町)で上演される。
現代の大鰐町を舞台に、Uターンしてきた若者や地元の人たちが繰り広げる群像劇。ワニカムのオープン20周年記念として、同施設を運営する「プロジェクトおおわに事業共同組合」と劇団ひろさき演人(えんじん)が共催する。
劇団ひろさき演人は弘前を中心に2018(平成30)年から活動する劇団で、地域をモチーフにしたコンテンツを制作している。弘前以外をテーマにした公演は初。同劇団主宰の鎌田龍さんが脚本・演出を担当。鎌田さんによると、大鰐に実際にUターンした若者やワニカムなどを取材し、登場人物たちのモデルにしているという。
鎌田さんは「地元を活気づけようとがんばる人たちを描いている。大鰐を知らない人は大鰐を好きになれるように、大鰐を好きな人はもっと好きになれるような元気になれる内容にした」と話す。「町を見つめ直す機会にもなれば」とも。
弘南鉄道大鰐線利用者には、片道の運賃が100円となる特別企画を用意する。
12日は13時30分開場・14時開演、17時30分開場・18時開演、13日は13時30分開場・14時開演。チケットは、一般=2,500円、25歳以下=1,500円、高校生=1,000円。