弘前ホテルニューキャッスル(弘前市上鞘師町)で2月22日、弘前タヒチアンダンススクール「ラバヘレ」の発表会が行われた。
4年前に青森県内初のタヒチアンダンス専門のスクールとして開校。現在、約70人の生徒が在籍し、同発表会は年間の練習の成果を披露する場として毎年開催している。300席用意したチケットは発売3日目で残りわずかとなってしまったため、「50席増やした」と同スクール代表の三上えみさんは話す。
7つのクラスがそれぞれのダンスを約2時間にわたって発表。会場はダンスが始まると熱気に包まれ、タヒチアンダンス独特の掛け声が会場からも発せられていた。6歳のめいが出場するため初めて参加した会社員の水木大蔵さんは「子どもから大人までみんな楽しそうに踊っていて、最後まで楽しめた。ステージできれいな衣装になって踊っている友達を、めいはうらやましがっていた」と笑う。
この日、女優でフラダンサーの勝野雅奈恵さんがゲストとして登場。東京にある勝野さんのダンススクール「TE HONO」に昨年から通い始めた三上さんが直接お願いして実現したという。勝野さんと共演するダンスでは、「涙が出るほどうれしかった」と三上さんは笑顔を見せる。
1月から同スクールの姉妹校の認定を受け、4月から新スタジオを開業する。「タヒチアンダンスが青森に根付いていければ」と意気込みも見せた。