津軽ひろさきマーチング委員会が現在、イトーヨーカドー弘前店(弘前市駅前3)1階バスターミナル通路で「弘前市 思い出写真・新聞展」を開催している。
昭和30年代~50年代に弘前で撮影された約60枚の写真や、イトーヨーカドー弘前店が開業した1976(昭和51)年当時の新聞の切り抜き記事などを展示する同展。主催する津軽ひろさきマーチング委員会は、弘前の身近な風景をイラストにするなどの活動を行う市民団体。
同委員会イベント担当者の齊藤元さんは「今回の目玉は9月29日に閉店が決まっているイトーヨーカドー弘前店開業当時の記事。過去の写真も同じく、世代を超えた会話のきっかけになれば」と笑顔を見せる。
8月21日からは6階屋上を開放している。齊藤さんによると、同屋上では過去にゲームコーナーや遊戯コーナーがあり、岩木山を眺められたほか、イトーヨーカドーの「ハト」マークの大型看板が身近で見られるスポットになっていたという。屋上開放は8月25日まで行う。
屋上開放に合わせてフォトパネル設置も行う。8月22日の午前中は平日にも関わらず100人近い人が来場した。齊藤さんは「47年間の営業の中で、人によってはさまざまな思い出があったと思う。屋上はその一つ。実際に足を運び、跳躍遊具やパンダカーがあったなどの会話で盛り上がってもらえたら」と話す。
9月29日まで。入場無料。