「百石町納涼夜店まつり」が7月20日・21日、弘前市百石町で開催される。
1日に5000人以上の人出があるという「百石町納涼夜店まつり」
100年以上の歴史があり、弘前の夏の風物詩として毎年多くの見物客が訪れる同祭り。百石町の通りを歩行者天国とし、露店やイベントショーなどが開かれる。コロナ禍を経て5年ぶりの開催となる。主催は百石町振興会。
今年は、百石町にある店のイベント出店や露店、キッチンカーなどを含め、約40店を予定している。同会の会長・齋藤信治さんは「百石町の商店から出す店は当日の楽しみにしていてほしい」と笑顔を見せる。
大和家駐車場では、輪投げや玉転がしなどの「ちびっこゲーム」を行う。弘前のサッカークラブ「ブランデュー弘前」がPRイベントを行い、フラダンスショーなどもある。齋藤さんは「人気の亀レースは亀不足のため今年は開催しない」と話す。
齋藤さんによると、同祭りは1日で5000人以上が百石町の通りに集まり、肩がぶつかるほどのにぎわいになるという。「3年間はコロナによる中止だったが、昨年は主催側の高齢化や意欲の問題だった。今年は若手のやる気に背中を押されて開催することにした。100年の歴史ある祭りをぜひ一緒に盛り上げたい」と呼びかける。
開催時間は18時~21時。