弘前市のマスコットキャラクターたか丸くんの漫画本「たったかたか丸くん」の3巻が4月11日、発売される。
たか丸くんは2009(平成21)年に弘前城築城400年祭マスコットキャラクターとして誕生し、2011(平成23)年に弘前市のマスコットキャラクターとなった。弘前城の別名が「鷹岡(たかおか)城」だったことから、タカをイメージしたキャラクターで、現在も弘前市内のイベントや広報誌などに登場し、子どもたちを中心に人気が高い。
漫画は地元紙・陸奥新報に連載していた4コマ漫画を中心に、オリジナルストーリーや間違い探しなどを収録する。たか丸くんのイラストが描かれた「おやさいクレヨン」5色を同梱(どうこん)。「おやさいクレヨン」は青森のデザイン会社「mizuiro」が米と野菜を原料に開発した、子どもも安心して使えるクレヨン。
たか丸くんのイラストがクレヨン調で描かれた外箱は、1巻と2巻も収納できるサイズで、インテリアとしても使えるという。
4月11日~14日には発売を記念したイベントを「たか丸くん4デイズ」と題して「ジュンク堂書店中三弘前店」(弘前市土手町)で開催する。13日と14日はたか丸くんがジュンク堂書店の一日店長となり、サイン会を行う。開催時間は11時と14時。フォトスポットの設置や塗り絵のワークショップなども開く。
たか丸くんの作者で東京在住のゲームクリエーターのせのおしょうごさんは、たか丸くんがきっかけで結婚写真を弘前公園内で撮影するなど、現在でもプライベートで訪れることがある。せのおさんは「弘前という素晴らしい街に出合えたことは、僕の人生の幸せ。弘前のために何かお手伝いできることがないか、これからもたか丸くんと一緒に探していきたい」と話す。
価格は1,980円。