「シードルフェス」が11月4日、旧弘前偕行社(弘前市御幸町)で開催される。
醸造者・委託醸造者を中心に2021年に立ち上がった「弘前シードル協会」が主催する同イベント。会場の旧弘前偕行社は1907(明治40)年に建てられた洋風建築で、国の指定重要文化財。当日はメインホールを会場に15種のシードルやシードルに合わせた料理を用意する。
弘前では近年、シードルによる6次産業化でシードル造りが活発化している。同協会は「シードルを気軽に楽しんでもらいたい」と同イベントを企画。地元で造られたクラフトシードルを飲み比べて魅力を味わってほしいという。
チケットの価格は4,000円。シードル2杯と料理4種類を食べることができる。料理は「大衆Bar BASK」(本町)が担当。チリコンカンやムール貝のシードル蒸しなどを提供する。追加のシードルは1杯500円で用意する。
同協会会長の高橋哲史さんは「弘前を代表する洋風建築と共にシードルを楽しんでもらえる機会になれば」と話す。
開催時間は14時~20時。チケットは、ハチドリ酒店(富田)やパッケージプラザコバヤシ(和徳町)、BRICK A-FACTORY(表町)などで販売する。