弘前のサッカークラブチーム「ブランデュー弘前FC」が4月13日、秋田市内の八橋運動公園第2球技場で2014年のシーズン開幕戦を迎えた。シーズン初戦の相手は猿田興業(秋田県秋田市)。今シーズンから東北社会人サッカーリーグ2部北に昇格したチームで、初顔合わせの戦いとなった。
試合は前半を3対1とブランデューがリードして折り返すが、後半に入ってゲームを作りきれず2点を喫し、3対3の同点に。さらにGK・澤田和樹選手がレッドカードで一発退場。吉本岳史監督自らがGKとして出場し、お互いに攻め手を欠きながら試合は引き分けで終わった。
弘前から応援に駆け付けたサポーターの一人は「勝てる試合だったのに残念。今年こそは東北1部リーグに昇格してほしい」と最後まで声援を送っていた。試合を終えた黒部能史理事長は「課題の残る試合だった」と言葉を残し、球技場を後にした。
今後、シーズンは10月まで試合が続く。次の試合は五戸ひばり野運動公園(五戸町)で5月11日に開催。昨シーズンよりブランデュー弘前に加入した元日本代表・平瀬智行が出場予定。ブランデュー弘前FCでは、昨年に引き続きワンコイン応援バスツアーも実施する計画だ。