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弘前に夜営業のダイニング「SEN」 ピンチョスや地元ワイン提供

SEN店主の佐々木千穂さん

SEN店主の佐々木千穂さん

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 弘前にダイニング「キッチン&カフェ SEN」(弘前市駅前町、TEL 070-3981-0872)が6月22日、遊食館3階にオープンした。

靴を脱いで入る店内

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 ピンチョスや和の一品料理、デザートなどのカフェメニューを提供する同店。板柳在住で3月まで給食調理員として働いていた佐々木千穂さんが開業した。店名は覚えやすいようにと自身の名前「千」から引用した。

 佐々木さんによると、カフェ巡りが好きで県内外のカフェを回りながら、自分でも店を経営したいと夢を持つようになったという。「思い立ったら行動。周囲は突然のことで驚く人も多かったが、応援してくれた」と佐々木さん。

 営業は一人で行うと考えていたため、出店場所は小さい物件を探した。「この場所は一目ぼれ。すし店の跡地で、扉が気に入り、和の雰囲気がバランスよい。靴を脱いで入るスタイルが家に迎え入れている感じも好き」と佐々木さん。店舗面積は約8坪、席数は、カウンター席3席、テーブル席6席。

 メニューは、ピンチョス(各種300円)、ミックスナッツ(450円)、スパイシーカレーの野菜とチキンレッグ(850円)、ホタテのカリカリ揚げ(750円)など。ドリンクは、ビール(600円)の地元のワインやシードルのほか、カクテル(各種550円)や果実酒(450円)を用意する。「生チョコいちご」「エスプレッソアフォガード」(以上、600円)といったデザートにコーヒー(450円)も提供する

 オープンから1カ月近くたち、あっという間だったと振り返る佐々木さんは「ピンチョスはオープン当初、セットで売っていたが、評判が良くなかったため単品で選べるようにした。女性客の好評でうれしい」と笑顔を見せる。

 佐々木さんは「フードデリバリーサービスや営業時間の変更など、自分で考え、柔軟に営業していきたい。店は手探りで始めているため、すぐに改善できたり変更できたりすることができる。自営業の強み。アイデアがあればすぐに取り入れていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は18時~23時。日曜定休。

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