青森・鶴田の津軽富士見湖にできる島のリンゴの花が現在、見頃を迎えている。
リンゴ属の一種「ズミ(ミツバカイドウ)」の白い花が咲く同島は、津軽富士見湖に浮かぶ。津軽富士見湖は面積281平方キロの人造湖で、木造のアーチ橋「鶴の舞橋」がある観光スポット。今年はゴールデンウイークに見頃を迎えたことから、訪れた観光客の不思議がる姿が多く見られた。
東京から観光で訪れていた40代男性は「観光マップには載っていないから、なんだろうと不思議に思った」と話す。50代女性は「津軽地方は現在、リンゴの白い花があちこちで咲いている。島の白い花もリンゴと知り、納得できた」と笑顔を見せる。
「鶴の舞橋」観光ガイドの竹浪正顕さんは「自然にできた野生のリンゴの木で、偶然に島のようにできている。鶴の舞橋と共に観光の思い出になれば」と話す。