第95回記念選抜高等学校野球選手権大会(センバツ)の閉会式司会に弘前高校生徒の佐藤毬子(まりこ)さんが担当することになった。
佐藤さんは弘前高校放送局所属の2年生。NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門準優勝や東北高校学校放送コンテストで最優秀賞に選ばれるなどの成績を残し、春のセンバツ閉会式の司会抜てきに結びついた。
「司会に選ばれた連絡は顧問の先生からもらった。思わず声を上げて喜んで、教室中に響いていた」と佐藤さん。放送コンテストで読み上げる原稿は自らが取材してまとめたもので、佐藤さんは同校の演劇部を取材した。佐藤さんは「5人しかいない部員が27役を演じたことを記事にまとめたほか、弘前の大学生なども取材し、自分自身が勉強になった」と振り返る。
「将来の夢は現地に出向いてリポートするようなアナウンサー」と話す佐藤さん。「センバツの司会は目標の一つだった。気持ちを引き締めて明るい気持ちで努めたい」と意気込む。
閉会式は3月31日の予定。