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弘南バス・交通系ICカード「MegoICa」運用始まる 「めごがられる」 カード

ICカード「MegoICa」。「Suica」機能を搭載する

ICカード「MegoICa」。「Suica」機能を搭載する

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 弘南バス(弘前市藤野)が2月25日、地域連携型の交通系ICカード「MegoICa(メゴイカ)」の運用を始める。

バス乗降口に設置するカード読み取り機

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 「MegoICa」は、弘南バスが発行するICカードで、「Suica」機能のほか、独自の交通ポイントの付与や定期券機能などが備わる。「MegoICa」の名前の由来は、「愛される」を意味する津軽言葉「めごがられる」。「めごがられるICカードになってほしい」との願いを込め名付けられた。弘南バスの担当者によると、公式サイトで行った名称の募集には、800件近い応募があり、6~7割が方言にちなんだものだったという。カード表面には、夕日に染まる岩木山をイメージしたピンク色がデザインされている。

 「MegoICa」は記名式と無記名式の2種類。記名式は個人情報を登録することで、子ども料金に適応したり学生向けカードに設定したりできる。乗車分サービスなどの特典を受けられる交通ポイント取得機能も持つ。「MegoICa」運用開始に伴い、これまでの回数券や往復乗車券は廃止。「MegoICa」購入時は、500円のデポジット(預かり金)を支払い、1,000円~2万円のチャージが可能。

 利用は弘南バスの全路線バスと「Suica(スイカ)」、「PASMO(パスモ)」、「Kitaca(キタカ)」などの10カードのエリア。スイカ、パスモでの弘南バス利用も可能となる。カード読み取り機はバス乗降口に設置。利用者は乗車時と降車時にカードをかざすことで、運賃の支払いを済ませられる。

 購入場所は、弘前バスターミナル(駅前)、青森総合案内所(青森市)、黒石駅前案内所(黒石市)、五所川原駅前案内所(五所川原市)の4カ所。チャージ(入金)は、全国のSuicaマークのあるコンビニ、セブン銀行ATM、バス営業所ほか、「IC」マークのある自動券売機などで行える。

 弘南バスの同担当者は「揺れる車内で小銭を取り出す必要がなくなるので、年配客にはぜひ利用してほしい」と呼びかける。

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