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黒石にリサイクル店「おもしろ市場本店」 リユース品販売や輸出に注力

おもしろ市場本店店内とスタッフ。右から2番目が成田孝之さん

おもしろ市場本店店内とスタッフ。右から2番目が成田孝之さん

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 リサイクル店「おもしろ市場本店」(黒石市中川、TEL 0800-777-0112)が10月13日、黒石の国道102号線沿いにオープンした。

業務用の機械を販売する

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 リサイクル品やリユース品を販売する「おもしろ市場」の本店としてオープンした同店。「おもしろ市場」は現在、「浪岡店」(青森市浪岡)、「黒石店」(黒石市富士見)、「鷹巣店」(秋田県北秋田市)とミャンマーに2店舗を展開する。

 運営は今年4月設立したエコフレンドリージャパン。社長の成田孝之さんは成田書店(弘前市親方町)の3代目店主で、2020年3月まで営業した「VIVA!成田書店」(土手町)を経営していた。2008(平成20)年に古本以外の不用品も買い取るリサイクル業も手がけるようになり、「おもしろ市場」を立ち上げた。

 本店の構想は以前からあったという成田さん。「遺品整理のほか、空き家やゴミ屋敷などの整理も手がけているが、近年はオフィス・閉店物件の家具や業務用機材などを買い取るケースが増えていた。メンテナンスができる作業場や販売ができる広い店舗が必要になった」と話す。

 同テナントはパチンコ店跡地で、駐車場を含めると敷地面積は1200坪ある。店舗裏手にリユース品をクリーニングする作業場を作り、就労支援サービスを活用する。パチンコ店で使われていた飲食スペースでは今後、リユース品の機械が作った飲食の提供を考えているという成田さん。

 店内では不用品の買い取りサービスのほか、中古の調理器具や着物、家電製品なども販売する。成田さんは「当社のコンセプトはゴミを減らすこと。まだ使えるリユース品が当店のラインアップで、リサイクル店とは違い、華やかな物はないかもしれないが、まだ使える物を取り扱っている」と話す。

 同社は輸出にも力を入れ、生活用品などのリユース品をミャンマーに送っている。成田さんは「ミャンマーでも使える物を、自社できちんと届けていることが強み。リサイクルすることでゴミを減らし、リユースすることが当社では利益になる仕組みがあり、約15年の実績とノウハウがある」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~18時。

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