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弘前で3年ぶりの野外音楽祭「サマージャム」 大雨で会場変更

SUMMER JAM実行委員会。前列中央が玉熊星英さん※撮影時にマスクを外しました

SUMMER JAM実行委員会。前列中央が玉熊星英さん※撮影時にマスクを外しました

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 space DENEGA(弘前市上瓦ケ町)で8月13日、野外音楽祭「SUMMER JAM(サマージャム)」が開催される。

スペースデネガに会場が変更となり、急ピッチで設営が進む

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 「夏を音楽で楽しみたい」をコンセプトに2016(平成28)年から毎年夏の黒石で開催してきた屋外音楽イベント。新型コロナウイルスの感染拡大で2年中止となり、今回は3年ぶりの開催となる。開催場所を虹の湖公園(黒石市沖浦山神)とし、過去最大規模の屋外イベントになる予定だったが、記録的な大雨の影響で開催場所をスペースデネガに変更することを今月11日に発表した。

 主催する玉熊星英(しょうえい)さんは青森県内4つのスタジオと4つの保育園でダンスのインストラクターを務める傍ら、黒石でリンゴ農園を営む農家。「夏になるとねぷた作りを始めるねぷた小屋に集まることが好きで、人が交流する場を好きになった。さらに好きな音楽が混じり、お祭りにできたら面白いのではと考えたのが始めたきっかけ」と玉熊さん。

 開催を重ねる度に音楽が持つ力を感じるようになったと玉熊さん。音楽をもっと良い環境で感じてほしいと、年々規模を拡大し、今年の虹の湖公園での開催には格別な思いを持っていたという。玉熊さんは「音楽は気持ちをポジティブにしてくれたり、コミュニケーションの後押しをしてくれたり、人生を豊かにするもの。コロナで中止となった2年間は対面する機会が奪われ、みんなの気持ちが暗い方向へ向きがちだった。音楽の可能性で気持ちを少しでも前に向けるようにしたかった」と話す。

 青森県内は8月9日から、停滞する前線の影響で記録的な大雨が続いた。会場の虹の湖公園は浅瀬石川ダムのダム湖にあり、周辺の土砂災害の可能性や会場の環境悪化などから急きょ会場変更を決断せざるを得なくなった。「ゲストや出店者の皆さんは気持ちを変わらず出てくれる。感謝しかない」と玉熊さん。

 出演者は仙台在住のヒップホップアーティスト「GAGLE」やビートメーカー「grooveman Spot」、R&Bシンガー・ソングライターのaimiさんといった県外で活動するプレーヤーのほか、県内の出演者もいる。玉熊さんは「ダンスの活動や音楽を通じて知り合えた、パフォーマンスのクオリティーが信頼できる出演者たち」と笑顔を見せる。

 会場では4店が出店する飲食スペースや古着などの物販スペースを設置。アクティブエリアやプールエリアは会場変更によりなくなったが、スペースデネガにある中庭を使った屋内外で楽しめる会場になるという。

 玉熊さんは「虹の湖公園での開催を楽しみにしていた人たちには申し訳ないが、安全第一を考えた結果。自宅の庭から始まったパーティーが徐々に楽しみの輪が広がり、今回のような開催にまで至った。音楽が持つポジティブなエネルギーと可能性を私たちと共感できれば」と話す。

 開催時間は12時~20時。入場料は3,500円、中学生以下は無料。

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