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弘前で「本」をテーマにした野外イベント 朗読や古本販売も

「本とカレーと珈琲と。」のイベントイメージイラスト

「本とカレーと珈琲と。」のイベントイメージイラスト

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 岩木山・桜林公園向かいにあるカフェ「桜林茶寮」(弘前市百沢)で8月7日、野外イベント「本とカレーと珈琲(コーヒー)と。」が開催される。

2021年に行われた屋外イベントの様子

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 本をテーマに朗読会や古本販売、音楽ライブを行う。書店「まわりみち文庫」(鍛冶町)の店主・奈良匠さんと「桜林茶寮」店主の櫻庭紀美子さんが企画した初の屋外イベント。

 櫻庭さんは「本の楽しみ方は人それぞれ。本を読む人もいればジャケット買いして満足する人もいる。当イベントで本を探しに来るだけでもいいし、音楽を聴きながら読書をしに来る人もいていい」と話す。

 会場は同カフェに隣接する空きスペースを使い、テラス席をステージにする。朗読では元アナウンサーや地元で活動するシンガー・ソングライター、朗読経験者ら10人が「まわりみち文庫」が選んだ小説やエッセーを朗読する。

 朗読中のBGMはそれぞれで、ハンマーダルシマーやライアーといった民族楽器を使った朗読もある。奈良さんは「自分の好みで選んだ本が朗読者たちにどのように読まれ、BGMと共にどういう化学反応が生まれるのか。私自身が楽しみ」と笑顔を見せる。

 古本の販売は事前に募集した7人がそれぞれ自由に持ち込んだものになるという。「個性豊かなバリエーションになる。本の出合いは一期一会。きっといい出合いのあるイベントになる」と奈良さん。「当店は2000年代のカルチャー誌など懐かしさや気軽に手に取れるようなものを用意する予定」とも。

 飲食ブースでは「ハマカレー」(青森市新町)や「Mellon coffee」(青森市)、かき氷店の出店があるという。「ハマカレー」はさまざまな国のスパイスを使うカレー店で、同日は「夏のスリランカカレー」と題し、限定のプレートメニュー(1,200円)を複数用意する。

 開催時間は11時~16時。

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