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弘前公園の桜が開花 夏日の影響で5日早まる

外堀の桜(4月14日11時撮影)

外堀の桜(4月14日11時撮影)

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 弘前市が4月14日、弘前公園の桜の標準木が開花したことを発表した。

昨年の同日と比べると開花は進んでいない

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 弘前市都市整備部公園緑地課が同日13時に発表した「令和4年第5回さくら情報」では、ソメイヨシノの標準木が同日開花し、予想満開日を4月19日としたほか、外堀は1分咲きとした。

 1947(昭和22)年から続く記録上、昨年に続き1990(平成2)年に次ぐ2番目の早咲きで平年より9日早い。昨年も早咲きで開花は4月14日だった。4月8日の発表では標準木の開花は4月19日と予想していたため、5日早まったことになる。

 同市公園緑地課の樹木医である桜守の海老名雄次さんは「桜の開花は基準とした日から気温を足し算し、累積によって決まるといわれている。今年は4月として珍しい夏日が続き、平年より約2倍の気温が続いたため、急速に開花が早まった」と話す。

 4月23日~5月5日は公園内で弘前さくらまつりを開催する。主催団体は早咲き対策として4月21日から準さくらまつりとしていたが、さらに前倒して19日からとした。入園の際は新型コロナウイルスの感染対策として昨年同様に受付が必要となる。オンラインによる事前申し込みや当日でも可能。連絡先や在住地を記入し、受付後は当日のみ有効なリストバンドを身に着けて入園する。

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