「アサヒサウナ・カプセルイン弘前」(弘前市土手町)が4月1日、約2年ぶりに営業を再開させた。
弘前公園近くの中心市街にありながら、地下500メートルからの天然温泉とサウナ、カプセルホテルが人気の同店。男性専用施設で、繁華街に近いことから朝まで過ごす利用客も多い。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年6月から休業していた。
営業再開に当たり、サウナ室と浴場、リラックスエリアをリニューアルした。リニューアルは現在の形で営業した1993(平成5)年以来初。サウナ室は総ひば造りにし、室内に50型テレビを設置した。乾式サウナからフィンランド式に変更となり、30分~1時間に一度スタッフがロウリュウを行う(6時~23時)。
浴場のタイルは総入れ替えしたほか、リラックスエリアも一新。席数は32席から24席とし、席間にアクリル板を設置するなどコロナ対策を講じる。リニューアル以前は利用客であれば誰でもリラックスエリアに入ることができたが、利用には館内着の着用が必要となる。
料金はクイックコース(3時間=550円)、リラックスコース(館内着・タオルつき、12時間=2,400円)。貸しタオルセット(270円)やレンタル館内着(330円)を用意。カプセルホテルはAタイプ(標準=3,500円)、Bタイプ(個室=3,800円)。4月下旬よりテレビ付きのプレミアムタイプ(5,000円)の部屋を用意する予定。
営業部課長の角田和也さんは「『早く再開してほしい』『いつまで休業するのか』といったさまざまな声をいただいていたが、コロナの情勢を見極めながら再開を模索していた。ようやく再開することができてうれしい。新しくなったアサヒサウナをぜひ利用してほしい」と話す。
24時間営業。