貸切専用の宿泊施設「田舎の隠れ家Cottage Hideaway(コテージハイダウェイ)」が12月10日、青森県田舎館村にオープンした。
2000坪の敷地と2階も含め200坪のログハウスを一棟貸しする同施設。田舎暮らしを観光コンテンツ化する企画会社「カントリーライフ」(黒石市)が運営する。
築20年の同ログハウスは、2020年12月までカフェとして営業していた。カントリーライフの村上陽心さんは「近くには浅瀬石川が流れ、付近にはリンゴ畑が広がり、岩木山が一望できるロケーション。冬は敷地内で雪合戦や夏はキャンプやバーベキューなどの四季折々の楽しみ方ができる」と話す。
宿泊は1泊から最大30泊まで可能。料金は3人までの利用は1泊3万3,000円。最大6人まで利用でき、4人~6人の場合は1泊4万9,500円。食事は付かないが調理器材を備え、Wi-Fiやワークスペースを用意する。
予約は宿泊サイトからの受け付けのみで、支払いはクレジットカード。チェックイン時にスタッフが鍵の受け渡しや設備の説明を行うが、滞在中は常駐しない。
村上さんは「コロナの影響はまだしばらく続き、家族旅行や小グループでの旅行需要が増えるのではないだろうか。郊外にあるが津軽エリアを観光するには中心になるような場所。ロングバケーションの利用や地元の人たちにも非日常を味わえる場としてご利用いただければ」と笑顔を見せる。