居酒屋「やきとりさんきゅう弘前城東店」(弘前市城東中央、TEL 090-1448-3900)が11月18日、「ラーメンキンタ」跡にオープンした。
焼き鳥が1本=39円(税別)で「本気のせんベロベロ」をコンセプトにした同店。2018(平成30)年9月に亀戸本店が開業。西千葉店、京成高砂店、市川店に次ぐ5店舗目で、東北では初出店。
店主の福士祐一さんは保険代理店「ほけんのツボ」(福田)社長で不動産業も営む。第三の収益柱として飲食業を始めようと考え、「店名にインパクトがあったこと」から出店を決意。福士さんは「コロナ禍で反対する意見もあったが、コロナ後を見据えて今から出店することが必要」と明かす。
出店場所は今年6月に閉店した「ラーメンキンタ」跡。当初は弘前駅前で物件を探していたが、同所が空いていることを知り即決したという。店舗面積は約40坪。席数は25席。カウンター席、テーブル席、小上がりスペースを用意する。店内の改装は居心地の良い居酒屋風に仕上げたという。
メニューは39円の焼き鳥が8種と5種の「変わり串プラス」(49円)のほか、枝豆やアジフライ、ごまたれキムチなどの「199円メニュー」と、たこわさやかにみそなどの「299円メニュー」がある。アルコールはビール、角ハイボール、こだわり酒場のレモンサワー(以上、399円)など。お通し代は300円。オープン記念セットとして、お通しと小鉢、焼き鳥5本とサワー3杯を999円で提供する。(以上税別)
店舗情報の告知はこれまで、SNSを使った情報発信のみだったが、オープン初日から想定以上の集客があったほか、週末は学生の来店も多かったという。弘前城東店の特徴として「テークアウトは行わない」と福士さん。「店内で満足できる『せんべろ』を提供したい」と笑顔を見せる。
営業時間は15時~翌2時。