青森県選挙管理委員会事務局が現在、「第49回衆議院議員選挙・第25回最高裁判所裁判官国民審査」への投票を呼び掛けている。
10月31日に行われる同選挙は、4年ぶりの衆議院選挙。同事務局によると、令和元年参議院議員通常選挙では青森県の投票率は42.94%で全国44位。特に20代の若年層の投票率が低く、20%台だったという。
投票の呼び掛けに、県内の大学に通う9人の大学生サポーターがチラシや啓発動画を作成した。県内8校の高校生らが出演するメッセージリレーは、ホームページとツイッター、フェイスブックといったSNSで発信する。
平川出身で女優の駒井蓮さんの写真をラッピングした投票を呼び掛ける宣伝カー「デコレンタ」は現在、県内を走行中で、弘前エリアは10月30日午後から31日までを予定している。
各投票所では、新型コロナウイルスの感染症対策として、スタッフのマスク着用と会場内の換気、記載台と鉛筆の消毒を行う。同事務局担当者の奈良岡毅さんは「投票者にも感染対策の協力をお願いし、気になる人は鉛筆を持参するほか、期日前投票を利用して投票日当日に予想される混雑緩和に協力してほしい」と話す。
同事務局では県内34市町村に対し、9万3200個のメッセージ付きの花の種を配布した。投票者に配布するもので、ナデシコとヤグルマソウの2種類がある。
投票受付時間は7時~20時。期日前投票受付時間は8時30分~20時。