生ゆるキャラ「りんご飴(あめ)マン」がリンゴ飴を売り歩いているとネットなどで話題になっている。
ねぷた祭り期間中もリンゴ飴を売り歩いた。写真右は青森の公認ゆるキャラを目指すアオモリンゴリラ
りんご飴マンは、リンゴ飴の魅力を紹介する「ringo-a.me」から生まれた生ゆるキャラ。東京・高円寺在住のため、高円寺商店街連合会の公式キャラクター公募にルールを無視して応募したことで話題となった。弘前での活動では、ご当地アイドル「りんご娘」や妹ユニット「アルプスおとめ」とともに「劇団RINGOAME(リンゴアメ)」を5月に旗揚げした。
弘前には同劇団をきっかけに来る機会が増えている。8月のねぷた祭り期間中に弘前を訪れ、リンゴ飴を販売。用意したリンゴ飴が全て完売したことで、「りんご生産高日本一の弘前でりんごの新しい食べ方としてリンゴ飴を浸透させられそうだ」と話すりんご飴マン。9月20日の「ひろさきりんご収穫祭」、10月18日の「津軽の食と産業まつり」にも出店した。
口コミで目撃情報や「会いたい」といったツイッターの投稿などもあり、弘前でも話題になりつつある。出店した会場では見物客から写真を求められる場面もあり、「葛西弘前市長とのツーショットにも応じた」と息巻くりんご飴マン。「ありがたいことに、弘前の方にも認知され始めている。高円寺の公式キャラになる可能性はまだ捨てきれないが、近い将来、弘前市の新しい生ゆるキャラにも抜てきされるのでは」と小さな期待を寄せる。
今後の予定は、12月27日・28日に弘前ヒロロ(駅前町)で開催予定の「りんご娘&アルプスおとめ&リーフ パワーライブ2014」でリンゴ飴を販売。新作の演劇も公開予定だという。「オファーがあれば弘前には日帰りでも行きたい」と意気込みも見せる。