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弘前の料理店「まさ」の日替わりメニュー、45種に 決められない客も

45種まで増えた10月9日の日替わりメニュー表

45種まで増えた10月9日の日替わりメニュー表

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 弘前の日本料理店「料理とお酒 まさ」(弘前市山下町、TEL 0172-34-3369)が10月9日、提供する日替わりメニューの数を45種類に更新した。

日替わりメニュー「秋鮭つみれ塩バター鍋とおまかせ海鮮丼」

 県産食材をメインに使い、定食メニューや海鮮料理など日本料理、地酒や焼酎などを提供する同店。夜営業時も食べられる日替わりメニューが45種類となりこれまでの最大提供数を更新した。

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 店主の三上宏さんは幼少時から外食に行くことが多かったため、料理人に憧れを抱くようになったという。高校卒業後に料理人を志し上京。日本料理店で経験を積み、28歳で帰郷し独立した。開業当時の店名は「正」。城東エリアに出店し、土手町での営業をへて現在の場所に2016(平成28)年3月に移転した。

 日替わりメニューは以前から20種近くを提供していたが、現店舗に移ってから40種を超えるようになったという。三上さんは「お客さまに楽しく悩んでほしいという狙いはあるが、一つの食材から2、3種の調理法で提供する。食材のロスをなるべく減らすための工夫で、料理人としてできることをやっているだけ」と話す。

 朝4時に始まる市場の競りに参加している三上さんは、その日に仕入れた食材から当日のメニューを組み立てる。メニュー表も三上さん本人がエクセルを使って、その日に作る。メニューには提供時間の長さを知らせる工夫や、お薦めの料理名は赤文字にし、二重丸や星印などで目立たせている。

 利用客の中には10分悩んだ上で「今日の日替わりは?」と聞いてくる人や、「競馬の予想表みたい」「決められないので決めてほしい」といった反応があったほか、商品に振り分けた番号が今日の日替わりメニューと間違え、その日の商品メニューを注文する人もいるという。「2018(平成30)年3月から始めたSNSにメニュー表を載せ始めたところ、事前に調べて注文する人も増えている」とも。

 三上さんは「メニューの多さとリーズナブルな価格は当店の売りの一つ。メニュー表はA4サイズに収まるようにしているため、40種くらいが限界。これ以上増やすと、文字サイズを小さくする必要があり、読みにくくなりそうだが、まだ1つ2つ増やせられるスペースは作れそうだ」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~22時。日曜定休。