弘前のサッカークラブ「ブランデュー弘前FC」が6月11日、来シーズンのユニホームのデザインコンペを高校生対象に行うことを発表した。
ブランデューは弘前からJリーグ加盟を目指すサッカークラブチーム。現在は東北リーグ1部に所属。今季は新型コロナウイルスの影響でリーグ開幕が延期となり、7月12日を予定している。
デザインコンペの企画を立ち上げた背景には、毎年8月に弘前で開催される「全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)」の中止があった。ブランデュー弘前代表の西澤雄貴さんは「県内の高校生が活躍できる場・機会の創出が目的。地元に根付くチームだからこそ地元の高校生たちに夢と希望を届けるようなことをしたかった」と話す。
コンペは選手による1次審査とインターネットからの一般投票による2次審査の2つに分け、選ばれたデザインは来季のホーム戦ユニホームとして使用する。
応募資格は県内の高等課程のある専門学校生含む県内在住の高校生で、応募方法は規定に合わせたデザイン画を提出する。チームカラーであるピンクを基調とするなど、デザインに関してのルールは設ける。ブランデューの公式ツイッターをフォローもしくはリツイートした人の中から抽選で10人にQUOカードを進呈するキャンペーンも行う。
ブランデュー主将の濱中大さんは「来季はJFLに昇格しているイメージが自分にはある。大舞台で高校生がデザインするユニホームで戦えることを目指すので、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう」と呼び掛ける。
応募期間は6月12日~8月31日。