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弘前で「アマビエ」シードル 妖怪を華やかに描く

道の駅 津軽白神で販売されるアマビエシードル

道の駅 津軽白神で販売されるアマビエシードル

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 弘前の醸造会社GARUTSU(弘前市代官町)が4月20日、アマビエシードルの販売を始めた。

リンゴとストロベリーとグレープの3種がラインナップにある

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 GARUTSUは2017(平成29)年に街中にシードル工房を作り、昨年11月には道の駅「津軽白神」(西目屋村)内に醸造所「白神ワイナリー」(TEL 0172-85-2886)を建てた。青森県産の果実や白神酵母でのリンゴ酒「シードル」の醸造を始めている。

 アマビエは半身半漁の妖怪で、「疫病が流行したら私の写し絵を人々に見せよ」という言い伝えがある。ネット上では妖怪画をシェアしたり、アマビエをアレンジしたイラストを投稿したりし、新型コロナウイルスの終息を願う動きが話題を集めている。

 担当者は「現代の疫病を退散してほしいという願いを込めて限定商品として作った。アマビエのデザインは、華やかでかわいいイラストにした。元が妖怪の絵なので、和風の雰囲気も残した」と話す。

 「店に足を運んで飲むことは難しいが、自宅で飲んだり、友人や家族への贈答用にしたり、お気軽にご利用いただければ」とも。

 価格は375ミリリットル=990円、750ミリリットル=1,870円。販売場所は津軽白神道の駅と酒ショップサン(弘前市富田)、オンラインショップなど。

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