「弘前シードル工房kimori(キモリ)」(弘前市清水富田寺沢、TEL 0172-88-8936)が2月5日、自社開発のリンゴジュース「キャトルセゾン」の販売を始めた。
1リットル瓶で2種のリンゴジュースをセットにして販売する。「ふじ」を100%使ったリンゴジュースと、「王林」「トキ」「金星」「シナノゴールド」の青リンゴ4品種をブレンドしたリンゴジュース。セットには、コンセプトである「リンゴ畑に住む妖精」が主人公の絵本を同封する。
kimoriは地元リンゴ農家で組織する「百姓堂本舗」が運営する。弘前りんご公園内にある醸造所でリンゴ酒「シードル」の製造販売を行い、リンゴ農家の後継者育成や農園を活用したイベントなどを手掛けている。
商品化に当たり、パッケージデザインは何度も検討したという。社長の高橋哲史さんは「大切な人へのプレゼントにも使ってもらおうとラベルや梱包箱のデザインにこだわった。子どもから返杯者まで、世代を超えて家族みんなで味わえる『少し特別なリンゴジュース』として親しんでもらえたら」と話す。
価格は2,200円(2本セット)。kimoriネットショップで数量限定販売する。