「青森県民」「津軽弁」というワードが現在、ツイッターでトレンド入りし、SNSで話題を集めている。
「トレンド入り」は、一定の期間に興味関心が高まる事象を指し、ツイッターにおいては発信された数が多いキーワードが対象となり紹介される。1月7日~8日にトレンド入りしたワードは「青森県民」「津軽弁」の2つで、SNS上では「何があったの?」「青森の時代来た?」(以上原文ママ)と注目を集めた。
理由はクイズのネットサービスが発端と見られている。複数の津軽弁クイズに挑戦者が増えたことから「津軽弁」のワードが多く発信された。「ジャンボ刈る」「どんずけでゃ」という津軽弁の標準語訳を選ぶというクイズに、「青森県民でも解けない!?」と引用文が記載されるようになったことから、次に「青森県民」がトレンド入りする結果となった。
「青森県民」のトレンド入りにより、「#青森県民」を使い、「バズった(拡散した)ら宣伝ツイート」も多く発生。自身の活動を宣伝する人や青森の自然、地酒、ラーメンなどを発信するツイートが生まれ、青森好きのネットユーザーや青森県民の「地元愛」「青森自慢」を発信する場になった。
中でもツイッターアカウント「Manato.N@mn_05410」さんが、1月8日に投稿した鏡餅の上にリンゴを乗せた写真が話題になった。「北海道出身の私が青森に来て一番腰抜かした光景ベスト1位」とツイートしたところ、1万7000以上のリツイート、フェイスブックには5万7000以上のいいねが寄せられた(数値は1月9日22時現在)。
Manato.Nさんは弘前大学4年生。現在、弘前在住で写真は昨年末に町会の餅つき大会で撮影したもの。「#青森県民」というハッシュタグを見つけたことから、青森の面白い一面を考えて投稿したという。「10リツイートあたりからバズると感じ始めたが、気づけば1万をこえて、楽しいというより大変ということを実感した」とManato.Nさん。
「弘前に住んで4年。弘前は北海道にはない文化や祭りがあり、無限の可能性を秘めた場所。弘前だけでなく、青森全体が本当は活気に満ち満ちている場所と確信した」とも。Manato.Nさんは大学卒業後、青森に就職する予定という。