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弘前で平成最後の成人式 母の振り袖で出席する新成人も

平成最後となった新成人たち

平成最後となった新成人たち

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 弘前市民会館(弘前市下白銀町)で1月13日、成人式「弘前市二十歳の祭典」が行われた。

自前ののぼりや拡声器を持ち込んで出席した新成人

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 平成最後となった同記念式典。今年、新成人となるのは1998年4月~1999年3月生まれで、弘前市の発表によると1710人。昨年の1799人からは微減、平成最初となった1989年の3010人と比べると約4割減となった。

 式典は滞りなく行われ、東北楽天イーグルスの選手や小学校や中学校の恩師たちからのビデオメッセージを流すといったアトラクションがあり、会場からは感嘆の声が上がった。

 平成元年に成人式を迎え、次女が平成最後の成人式に出席したという斉藤雅美さんは「朝から着付けや記念撮影といった過密な予定で当日は疲れた記憶しかない。今は事前に撮影したり準備ができたりと、周囲の大人が子どもを大切にしている。少子化や時代の流れを感じる」と話す。

 「次女の振り袖は私が成人した時に母が買ってくれたもの。娘にもぜひ着てほしかったため用意し、娘も喜んでいた。当時の写真まで見せることになってしまい、笑われてしまったが」とも。

 会場では旧友との再会を喜び合う姿が多くあり、例年通りのにぎわいを見せた。新成人となった清藤将太さんは「これからも友達を大切にしていきたい」と笑顔を見せる。

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