弘前に12月26日、飲食店を中心に宿泊施設も兼ね備える「ルネスアリー」(弘前市土手町)がオープンした。
2017年3月から一時閉館していたショッピングモール「ルネスアベニュー」が、施設名を「ルネスアリー」と改めた。土手町通りから中央弘前駅へ抜けられる構造が特徴で、駅周辺の都市計画工事によってビルの一部で解体工事が行われていた。
同日の開業では、営業を予定している飲食店8店のうち、「ローカルフードブュッフェ そらにわ」とスープカレー専門店「キャンディスパイス」、「ネイチャーリビングバー ビファーボ」の3店がオープンした。
「そらにわ」は「カフェハウル」跡に出店。青森県産の食材を中心とした約30種の料理をバイキング形式で提供する。料金は、大人=1,500円、小学生=800円、小学生以下=500円。営業時間は11時~14時30分。
「キャンディスパイス」は「中三(なかさん)弘前店」(土手町)からの移転だが、2016年4月以前は「ルネスアベニュー」で営業していた。約2年9カ月ぶりに移転前の施設に戻ったことになる。メニューは「皮パリチキンスープカレー」(1,180円)など。営業時間は11時~15時、17時30分~21時。
「ネイチャーリビングバー ビファーボ」は「代官町カフェ&バー」から移転リニューアルオープンした。約8坪の店内を森やアウトドア風に演出し、靴を脱いで入店する小上がりスタイルのバーとなる。たる生シードル(680円)や同系列店の「ビファーボ」(西目屋村)で提供しているソフトクリーム(420円)などのテークアウトメニューも用意。営業時間は18時~24時。
1月4日には土手町にある炭火ダイニング「もつべぇ」が移転オープンし、1月以降には豚しゃぶ専門店「美ら桜」、牛タン専門店「HINATAN」、麺処「陽向暖」が開業予定。2階にはカプセルホテル「KAFUU STYLE(カフースタイル)」がオープンし、来年3月のフルオープンを目指す。